- この塾の特色はなんですか?
- 当塾は、技術系公務員の育成を特色としています。特に、社会資本構築にダイレクトに携わる技術(土木)の分野に特化しています。一般の公務員予備校では、数学・物理・情報などの技術系科目前半(40問中20問)の工学共通分野までしか講義がありませんが、当塾では、土木専門の分野まで授業を受けることが出来ます。
- 技術系公務員とはどのような仕事をするのですか?
- 技術系公務員には、多くの分野があります。高校卒業程度の国家公務員一般職でも、技術(電気・情報、機械、建築、土木)、農業土木、林業などの分野があります。
このうち技術(土木)の公務員は、社会基盤の計画・設計・施工など、インフラの構築・維持管理に必要な技術者としての活躍が期待されています。職務内容は、Excelを用いた工費の積算やCADによる設計、入札や工事の発注業務まで様々な業務をこなします。
- 技術系公務員のメリットはなんですか?
- 技術系は志す学生が少ないため、合格点が低いのが特徴です。一生涯の仕事として、社会のために尽くしたいと思っている高校生にとって、専門知識を身に付けることで社会貢献でき、慌てて勉強しなくて良いため、最適な進路(職業)に進めると考えています。
- 工業高校で無くても技術系を受験できるの?
- 近年の技術者不足から、採用する側では、「採用後技術者として育てる」という風潮となり、普通科出身者でも受験できるよう試験制度が変わってきています。当塾では、ノウハウを持つベテラン教員が、専門科目の初学者を合格まで導きます。
- 授業はどのように行われるのですか?
- 授業は100%生授業です。また、学習教材以外にもオリジナルプリントを駆使した授業や、当塾ならではの解答方法など、既製の授業とは一線を画す講義が行われます。
- なぜ、高校生向けの公務員塾を設立したのですか?
- 進学をすると多額の費用が掛かるため、奨学金を借りる方が多くいます。しかし、言い方を変えれば、奨学金と言う名の借金を背負うことになるのです。子ども達が社会に出たときには、月数万円の多額の借金返済が始まります。この返済が、30代まで続き、卒業後の生活を苦しくしたり、結婚の足かせになっているのが現状です。
また、「大学に入学した」は良いですが、文部科学省のデータによると、私立大学に入学した7人に1人は、大学を途中で辞めてしまっているのが現状です。
そのようなことから、奨学金の返済などの心配が無く、高校卒業後すぐに社会のために働ける即戦力の公務員として、活躍できる人材を育成することを目的として、本塾の設立を決めました。
- なぜ旭川で開業したのですか?
- 日本では、大都市に人口が集中し、地方との地域間格差が広がっています。都会の高校生は、自分の進路に合わせ私教育を受けられる機会に恵まれていますが、地方ではそのような教育を受ける場所や機会が著しく少ないのが現状です。
教育の地域間格差を少しでも減らすため、留萌・深川・富良野・美瑛・和寒・比布・上川・愛別などの近郊から通学しやすい旭川で、日曜日にも授業が行われる公務員塾を開業することとしました。
また、私の出身地でもあり、この地域に貢献したいとの考えもありました。